ダイエットを始めると、気合を入れてサラダやスープしか食べない!なんてやっていませんか?
早く痩せたかったり、すぐに痩せた嬉しさであったりで過度な糖質制限をされたことのある方は多いと思います。
しかし、それをやめた途端に、リバウンドして元通り。。なんてことを経験された方もたくさんいるんじゃないでしょうか。
ここでは、過度な糖質制限ダイエットの危険性と、リバウンドしやすい理由について解説します。
過度な糖質制限ダイエットの危険
そもそも糖質というのは、人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素です。
当然不足すると身体に悪影響がでてきます。
①低血糖症のリスク
⇨頭痛、眠気、めまい、だるさ、イライラ、思考力の低下などの症状が見られる場合、低血糖症が疑われます。糖質量が極端に減ることで、脳がエネルギー不足になるためです。
②口臭・体臭がきつくなる
⇨過度な制限により、エネルギーが足りず、身体の脂肪を燃やしてエネルギーを作るが、その際に生み出されるケトン体という物質が原因。
③便秘になる
⇨糖質のメインとなる炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。この食物繊維の摂取量が減ることで便秘になりやすくなります。
リバウンドしやすい理由
過度な糖質制限ダイエットの後はリバウンドしやすくなります。
①筋肉量が落ちる
⇨糖質やカロリー不足になると、身体はタンパク質から糖を作るため筋肉を分解するようになります。筋肉量が減ると基礎代謝量が落ちるため、ダイエット開始前より太りやすい身体の状態を作ってしまいます。
②元の食事に戻すため
⇨本来の糖質制限ダイエットでは、一定のカロリー摂取量の内訳の炭水化物(糖質)の割合を他のものに置き換えるものですが、過度な制限をした食事ではカロリー摂取量そのものが足りていない状態のため、元の食事に戻した途端にリバウンドします。
リバウンドしない正しい糖質制限ダイエット
これらの危険性、リバウンドしやすい理由を踏まえた上で、リバウンドしない正しい糖質制限ダイエットのポイントをまとめました。
- 1日最低100g前後は糖質を摂る
- 必ず1日3食、栄養バランスを考えて食事を摂る
- 運動、トレーニングを並行して行う
- 水分、食物繊維は意識して摂る
- 体重の増減に焦らず継続する
- 開始後は糖質量を徐々に減らし、やめる時も急に戻さない
まとめ
近年、様々なダイエット方法が出ていますが、糖質制限ダイエットも正しく行えば健康的にダイエット効果を得られる方法の一つです。
特に、普段の食事が糖質過多になっている方には向いています。
また、皆さん一時の体重の減少が目的ではなく、理想のスタイルを目指したいというのが1番だと思います。正しいダイエット方法で、より健康的に痩せて、理想のスタイルで居続けることを目指していきましょう。