スポーツをしている皆さん、運動時の食事、しっかりと考えていますか?
僕は学生時代、小、中、高と野球をしていましたが、現役の時は食事への意識がとても低かったなと後悔しています。
今回は、運動前、運動中、特に試合でのパフォーマンスupに繋がる食事について解説していきます。
運動時に摂取したい栄養素
1.糖質
⇨糖質は筋力を発揮するために最も利用される栄養素です。そのため、糖質が足りていない身体では筋肉が100%のパフォーマンスを発揮することが出来ません。
2.タンパク質(アミノ酸)
⇨タンパク質、もっと言えばタンパク質の元となるアミノ酸は運動に必要な栄養素で、血中アミノ酸濃度を高めることでパフォーマンスupが期待できます。特にBCAAと呼ばれる必須アミノ酸がおすすめで、これはスポーツドリンクなどにも入っています。
運動前(試合前)の食事
〇前日夜
いつもよりも糖質を多めに摂りましょう。特にお米がおすすめですが、麺類や果物でも大丈夫です。さらに意識するなら、前日ではなく試合前数日間は糖質の割合を増やした方が良いです。
逆に、脂質の多い食事は避けましょう。昔はよく、前日には必勝祈願でカツを食べる!なんてよく言われていましたが、これはNGです。。。
〇当日2~3時間前
糖質を中心にバランスよく食べましょう。ここでも消化に悪いもの、脂質の多いものはNGです。
また、持久力系の競技の場合は、糖質、タンパク質の摂取、瞬発系の場合は、主に糖質をしっかりと摂ることを意識しましょう。
これ以降は、おにぎりなどでも消化吸収が間に合わないため、遅くても2時間以上前には食事を終えておきましょう。
〇1時間前
ここでは、バナナやゼリー飲料などの特に消化吸収の早いものに限定して摂取しましょう。糖質の入ったスポーツ飲料なども良いですね。
運動中(試合中)の食事
試合中もスポーツドリンクなどで水分補給は忘れずにしましょう。水分不足で血流が悪いとパフォーマンスが上がりませんし、塩分、ミネラルの不足は熱中症や足をつったりするリスクもあります。
また、試合時間の長い競技の場合は、途中でゼリーやバナナなどの消化吸収の早いもので糖質を補給するのも良いです。最近だと大谷翔平選手が試合中にバナナを食べているのが、メディアに取り上げられたりしていますね!
ただし、お腹が重たくなってプレーに影響が出るほど食べるのはやめましょう。
まとめ
いかがでしたか。
アスリートの方や、お子さんがスポーツをされている保護者の方、学生の方、皆さんに知っていただきたい事です。
僕自身、筋トレをする際に食事により筋力発揮に影響が出るということを実感し、学生時代に食事にそこまで気を使えていなかったことを後悔しています。
皆さん、一度食事に目を向けてみてもらいたいと思います。