ダイエットには食事管理!タンパク質!などといわれているように、
食事とダイエットは切っても切れない関係になっています。
もちろん私たちの身体は食事を摂らないと維持できないので、食事は必須ですね、
この記事では、なぜいろいろある食事の中で、タンパク質を摂るべきなのか、
お酒が太るって聞くけど、何がそのように言われる原因なのかについて解説します!
タンパク質は三大栄養素の一つ
三大栄養素の一つでもあるタンパク質ですが、まずは三大栄養素の働きを簡単に理解しましょう。
<炭水化物>
・体内で消化されて糖質になり、エネルギー源として最も重要な栄養素として存在
・ 糖質 1gは 4kcal のエネルギーに
・ 不足すると血糖が下がり、イライラや集中力の低下に繋がる
<脂質>
・エネルギー源であるだけでなく、細胞膜を作ったり脂溶性ビタミンを運搬したりと様々な役割
・ 1gが 9kcal のエネルギーに
・ 過剰摂取は肥満や高脂血症などの原因になり、不足すると皮膚がかさついたり、疲れやすくなる
<タンパク質>
・体内で分解されてアミノ酸に
アミノ酸はエネルギー源となるほか、筋肉やホルモン、酵素など「体」を作る材料となる
・ アミノ酸 1gは 4kcal のエネルギーに
・ 不足すると貧血や免疫力の低下などが起こる
上記からタンパク質は身体そのものの構成要素であるので、重要視されることが分かりますね。
ダイエットとタンパク質の関係
ダイエットするなら、タンパク質を摂らないと!
このフレーズ見飽きるぐらいですが、ここまで言われるのにも理由があります。
その理由の一つは、、、
DIT(Diet Induced Thermogenesis )=食事誘発性体熱産生というものが関係しています。
このDITとは、食後4~8時間に渡り、消費カロリーの増加が起こることを指します。
要するに、食事⇨身体は消化吸収にエネルギーを使う⇨体熱が発生!みたいなイメージです。
このDITには三大栄養素ごとに消費カロリーの割合が違ってきます。
・糖質:約5%
・脂質:約4%
・タンパク質:約30%
糖質と脂質の約6倍の消費カロリーを生むタンパク質を摂ろうと言われる要因が分かりますね!
お酒はダイエットになぜダメなの?
お酒に含まれるアルコールは意外なことに、上記のDITが約20%なんです!
タンパク質には及びませんが、糖質や脂質よりも高い数値です。
それならお酒を飲んでも大丈夫なのでは?と思いますよね、
実はアルコールには良くない別の理由が存在しています。
<アルコールの分解の仕組み>
アルコールは胃から20%、小腸から80%が吸収され、その大部分が肝臓で処理されます。
肝臓内では、まず、ADH(アルコール脱水素酵素)やMEOS(ミクロゾームエタノール酸化系)とい
う物質により分解され、悪酔いや頭痛、動悸の原因ともなるアセトアルデヒドになります。
さらに、肝臓内のALDH(アルデヒド脱水素酵素)により、酢酸へと分解されます。
この酢酸は血液により全身で、水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気中に含まれて外へ排出
されるという流れになります。
✅アセトアルデヒドという物質は身体にとっては猛毒で、身体はいち早く体外へ排出しようします。
なので、他の栄養素の吸収はアルコールが分解されるまでストップされることになります。
しかも、お酒は栄養素を持たないため、飲んでも身体の構成要素などにはなりません、、、。
⇨完全な糖質制限を行ったりする方以外であれば、たしなむ程度に、というのがベストでしょう!
我慢してストレスになり、耐えられず暴飲に向かうことになるほうがもったいないですしね。
まとめ
タンパク質は身体の構成要素であると共に、食べることによる消費カロリーも多い、
ということが理解できたでしょうか。
お酒についてもなぜ良くないといわれるのか、理由が分かれば納得に繋がるのではないか思います。
日々の生活から少しずつ見直してみて、より良い生活を送っていきましょう!
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