皆さん、自分の体温について考えた事はありますか?
体温は、健康とも深い関わりがあり、痩せやすさやむくみなどにも繋がります。
本記事では体温について詳しく解説していきます。
体温って?
体温は生命の維持に欠かせない非常に大切なものです。
身体の代謝の過程で熱が発生します。そして、熱は周囲の環境に放散されます。
この熱産生と熱放散のバランスが取れているため基本体温は一定となります。
しかし、この基礎体温は人によって差があります。
日本人の平均体温は36.89℃で、体温の健康な範囲は36.5℃~37.2℃とされています。
一方、平熱が36.0℃以下の人は低体温と呼ばれます。
体温を上げるメリット
体温が高い方が健康的にもメリットが多いです。
そのメリットを紹介します。
1.血流が良くなり、免疫力も高くなる
⇨体温が高い方が血流が良くなり、免疫力も高くなります。免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃で、そこから体温が1℃上がると免疫力は最大5~6倍に、1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。
2.基礎代謝が高くなり、太りにくい
⇨基礎代謝が高くなるということは、何もしていなくても消費するカロリーが増えるということです。太りにくい身体づくりには、基礎代謝の高さは非常に大切になります。体温が1℃上がると基礎代謝は12~13%UPすると言われています。
3.肩こりやむくみの改善が期待できる
⇨血流が良くなるため、肩こりやむくみなどの血流の悪さが起因の不調を改善しやすくなります。
低体温のデメリット
1.免疫力の低下
⇨反対に体温が低くなると、免疫力が低下し病気になりやすくなります。
2.基礎代謝が低くなる
⇨代謝が悪くなるので、老化や肥満の原因になりやすい。
3.便秘が起きやすい
⇨体温が低いと、免疫細胞だけでなくすべての細胞の働きが悪くなります。そのため、腸の働きも悪くなり、便秘を招きやすくなります。
4.血行不良
⇨血行不良が起因の様々な不調が出やすくなる。(肩こり、むくみ、疲労感、関節痛、生理不順、自律神経の乱れなど。。。)
体温を1℃上げる方法
1.毎日湯銭に浸かる
⇨熱すぎないお湯に10~20分ほど浸かり、身体を芯から温めましょう。気分ではなく、継続的に毎日浸かることが大切なので、習慣付けましょう。
2.適度な運動とトレーニング
⇨朝1番の体温の1番低い時に30分程度ウォーキングすることで体温を上昇させるといいです。また、筋肉量の低下も低体温の原因の一つとなるので、スクワットなどで大きな脚の筋肉を鍛えることも、低体温の改善に繋がります。
3.身体を温める食品を積極的に摂る
⇨しょうがに身体を温める効果があるのは有名ですが、その他、赤身の肉、魚、玄米、蕎麦、卵、ごぼう、人参、黒豆なども身体の温まる食材とされています。
4.白湯を飲む
⇨朝起きたらまず白湯を飲みましょう。内臓を温めることにより血流が良くなり、身体全体が温まります。
5.体を冷やさない
⇨部屋にエアコンや暖房を入れて、薄着で過ごしている方は注意が必要です。しっかりと外側からも身体を温める工夫をして、手足やお腹回りなどを冷やさないようにしましょう。
まとめ
自分の体温がどれくらいなのか、気になってきましたか?
このように様々な習慣を取り入れることで、体温は上げることができます。
是非、ご自身の体温と現在の習慣を見直して、より良い方へ改善していきましょう!