内臓脂肪と皮下脂肪。脂肪を落とすために必要な事。

皆さん、ダイエットしてもなかなか落ちないお腹周りの脂肪や下半身の脂肪に悩まされていませんか?

それは、アプローチの方法が合っていないせいかもしれません!

今回は、内臓脂肪と皮下脂肪の違いと特徴について詳しく解説していきます。

 

内臓脂肪と皮下脂肪

〇内臓脂肪

⇨胃や腸といったお腹を中心とした内臓のまわりに蓄積した脂肪のこと。食べすぎや運動不足によるオーバーカロリーによって付いていきます。皮下脂肪と比べるとつきやすく落ちやすいのが特徴です。また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こすリスクが高いのも内臓脂肪になります。男性や閉経後の女性に多いですが、お腹がポッコリ出た体型の方は、内臓脂肪型の肥満になります。

〇皮下脂肪

⇨皮膚の下にある身体の表面に近い部分に蓄積する脂肪のこと。こちらも食べすぎや運動不足によるカロリーオーバーが主な原因ですが、時間をかけてついていくため、つきにくく落ちにくいという特徴があります。また、二の腕やお腹周り、太もも、お尻などにつきやすいです。女性の方に多いですが、下半身太りが気になる方は皮下脂肪型になります。

 

脂肪のつきやすい習慣

1.食べ過ぎによるカロリーオーバー

⇨摂取カロリーが消費カロリーを上回った場合、余ったカロリー分は脂肪として蓄えられます。

2.運動不足

⇨運動不足による筋肉量の低下で代謝が落ちることで、日常の消費カロリーも減ります。また、日頃から歩いたり動く場面が少ない生活をしていると毎日の消費カロリーも上がらないため、結果的に摂取カロリーが上回りやすく、脂肪がつきやすくなります。

3.アルコール

⇨アルコールは分解の過程で中性脂肪を合成します。その内、代謝しきれなかった中性脂肪は内蔵に溜まり、内臓脂肪となります。

4.寝る直前の食事

⇨寝る直前の、食事、間食は脂肪のつきやすい習慣です。寝る直前に摂取したエネルギーは消費されにくいため、消費されなかった余分なエネルギーは、体脂肪になりやすいです。夜ご飯は就寝の3時間前までに済ませておくのが理想的で、特にダイエット中の方は、寝るときには若干の空腹を感じる状態で寝ましょう。

 

脂肪を減らす習慣

1.適量のバランスのいい食事

⇨まずは、栄養素のバランスが取れた食事を心がけましょう。バランスの良い食事は身体の機能を正常に働かせたり、食欲の安定化にも繋がります。また、脂質の多い食事を控えたり、炭水化物の摂りすぎに注意するなど一日の摂取カロリーが大きくなりすぎないようにしましょう。しかし、極端に食事の量を減らしたりして、摂取カロリー量が足りてなさすぎると体調を崩したり、リバウンドの原因にもなります。あくまでも、バランスの取れた健康的な食事を摂りましょう。

2.運動習慣

⇨運動習慣は消費カロリーを増やすために大切です。日常的に、歩く、泳ぐ、走るなどの有酸素運動を行うことで、消費カロリーを増やして摂取カロリーを上回るようにしましょう。また、筋トレを取り入れ筋肉をつけることで、代謝が上がり日常の消費カロリーが増えます。

3.十分な睡眠

⇨睡眠中は成長ホルモンなどのホルモンが分泌されますが、それにより、代謝が良くなります。質の悪い睡眠ではそのホルモンの分泌量が低下してしまいます。また、睡眠が不足している場合、食欲にも影響してきます。食欲を安定させるためにも、十分な睡眠は必要です。

 

まとめ

基本的に、内臓脂肪型の方も、皮下脂肪型の方も、脂肪を落とすためにするべきことはそう変わりませんが、落ちやすさや、生活習慣病のリスクなど特徴はあります。

自身の状態を把握して、まずは普段の食生活や運動習慣を見直していきましょう。

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