気になるO脚。。そういうものだと諦めて放置していませんか?
実はO脚には、日頃の過ごし方などに原因があることが多いんです。
この記事では、O脚の原因とその改善方法について解説していきます。
O脚の原因
O脚は、姿勢や筋力の低下などが原因となる「機能的O脚」と骨格や怪我などが原因となる「構造的O脚」の2種類に分かれます。
構造的O脚の場合、生まれつきの骨格や怪我が関係しているため、改善には整形外科で専門医の治療が必要になります。
そのため、本記事では機能的O脚に焦点を当てて解説していきます。
原因1:姿勢が悪い
⇨長時間のデスクワークによる猫背、足組み、横座りなどの習慣は身体の歪みを招き、O脚の原因となります。
原因2:歩き方が悪い
⇨女性に多い内股歩き、また男性に多いガニ股歩きもO脚の原因になります。
原因3:筋力不足
⇨太ももの外側の筋肉ばかり使う、またそれにより太ももの内側の内転筋をうまく使えていない状態が続くと、脚を閉じる力が弱まりO脚に繋がります。
O脚のリスクとデメリット
O脚には、様々なリスクとデメリットがあります。
●変形性膝関節症のリスク
⇨O脚により、膝の軟骨に負担がかかりすり減っていくことで、発症しやすいです。膝の動かしづらさや膝痛などの症状があり、症状が進行すると常に膝の痛みがある状態になり手術が必要となるケースもあります。
●脚の外側に筋肉がつきやすい
⇨太ももの外側ばかり使うため、筋肉がつきやすくなります。筋肉がつく分、脚が太く見えてしまいます。
●脚が太りやすい
⇨脚全体をうまく使えていないため、血流やリンパの流れが悪くなり、脂肪がつきやすくなります。また、脚のむくみや、疲れやすさの原因にもなります。
O脚の改善方法
O脚の改善には、日頃から姿勢には気を付けること、歩き方の改善、トレーニングなどが必要です。
☆正しい座り方のポイント
1.椅子に深く腰掛ける
2.骨盤を立てて身体はまっすぐ
3.かかとは床につけて膝はくっつける
☆正しい歩き方のポイント
1.背筋はまっすぐ
2.つま先は正面に向ける
3.足裏全体で着地する
☆内もも(内転筋)のトレーニング
〇ワイドスクワット
1.足幅は肩幅の2倍(下がった時に膝が90度になる幅)、つま先は45度外へ向ける
2.背筋を伸ばしゆっくり腰を下げる
3.太ももと地面が平行になるまで下げる
4.素早く腰を上げる
最初は少ない回数でもできる回数から始めて、目標は15~20回、3セット行いましょう。
まとめ
O脚が気になる方、原因と対策が分かれば改善はできます。
日頃の癖や姿勢、筋力の低下などが原因となる「機能的O脚」の場合、自然に改善することは難しいです。
良い姿勢でより綺麗に見せる、また、生涯健康的な身体でいるために、座り方歩き方などの習慣から見直してみましょう!