知らないとまずい?コーヒーが与える身体への効果と影響

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目覚めや食後のデザートのお供、仕事や勉強時にもコーヒーを飲まれる方は非常に多いのではないでしょうか?☕

パーソナルトレーナーである僕が、コーヒー好きの皆さんにぜひ知っておいて欲しいコーヒーの正しいメリットデメリットを、記事にしていますので、参考にしてみてください!

 

カフェインについて

<コーヒーに含まれるカフェインの量>

 

マグカップ1杯あたり約100mg~150mgのカフェインを含有しています。これは、同じ量のお茶類やコーラなどの清涼飲料水と比較しても、2倍以上のカフェイン含有量となります。

<カフェインの摂取量について>

日本では、まだ数値化されていませんが、海外では(カナダ保健省)成人が1日に摂ってよいカフェイン量はコーヒー3杯ほどに当たる400mgとされています。
※WHO(世界保健機構)によると、妊婦の場合は300mg/日

ということは、コーヒーは目安としては一日3杯という基準値が見えてきますね。妊婦さんにとっては、あくまでも可能性には過ぎないのですが、胎児への影響として、出生時が低体重となり、将来の健康リスクが高くなるとも示唆されています。

<カフェインの過剰摂取による影響>

カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすと厚生労働省のHPにもあります。

また、カフェインによって交感神経優位になるため、サーカディアンリズム(生物に備わる昼と夜を作り出す1日のリズムのことで、一定の時刻がくると自然に眠くなり、一定時間眠ると自然に目が覚める睡眠と覚醒のサイクル)が崩れる可能性があります。

日常的にサーカディアンリズムが乱れると、体内時計にズレが生じてしまうため、不眠症やうつの症状が出る場合があります。

 


カフェインについてを見てきましたが、以下ではコーヒーについての効能や問題について見ていきましょう!

コーヒーの身体面へのメリット

➀アンチエイジングに有効

 

コーヒーには、クロロゲン酸という種類のポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールには、抗酸化作用が期待できます。

金属も時間がたつと酸化して錆びるように、空気に触れている限り、人間の身体も日常的に酸化しています。抗酸化作用とは、その酸化に抵抗できるということになりますので、老化にも歯止めをかけてくれる効果が期待できます。ですので、アンチエイジングにもおすすめですね。

➁基礎代謝を上げ、脂肪燃焼効果が期待できる

これもポリフェノールの、抗肥満作用と脂肪代謝調節作用によって期待できる効果の一つです!

基礎代謝が上がると、安静にしていても多くのカロリーを消費してくれるので、ダイエットをされている方にもおすすめです。

③神経疾患や心臓系疾患、肝臓病、糖尿病へのリスクを減らす

ある研究で、Ⓐ1日2~3杯のコーヒーを飲むグループと、Ⓑコーヒーを飲まないグループに分けて生活をしたところ、Ⓐのグループでは上記の疾患のリスクが明らかに低減したことが示唆されています。

コーヒーの身体面へのデメリット

➀発がん性物質を含む恐れ

コーヒーを焙煎する時に生じるアクリルアミドという物質が発がん性物質である可能性が示唆されいます。いまだ人体への影響は確認されていないため、あくまで可能性です。

また、コーヒーアシッドと呼ばれる物質にも発がん性があるとされています。コーヒーの酸味を感じると思いますが、それがコーヒーアシッドというものです。

必要以上に恐れるべきではないので、あくまでも知識としてとどめておくべきでしょう。

➁腸や胃など内臓系にダメージがある

原因としては、胃酸の影響があります。胃は酸性を保ち、食物などを消化し吸収しています。コーヒーは酸性ですので、胃の中の酸性濃度が高くなってしまいます。

その結果、自身の胃や消化管に害を及ぼし、胸焼けや過敏性腸症候群、および、胃潰瘍などを引き起こすおそれがあるといわれています。

 

まとめ:コーヒーは嗜好品として適度に楽しもう!

 

この世に存在している多くの食物は、身体への影響としてプラスの側面も、もちろんマイナスの側面も持っています。

結局のところ、過剰になりすぎると良くないですよね、ということです!

大切なのは、プラスとマイナスの本質を正しい知識でしっかりと理解したうえで、選択していくことだと思いますので、この記事を参考に、コーヒーを楽しんでいきましょう!

 

 

 

 

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