皆さんも腸内環境の改善が大切だとよく聞くと思います。
でもなぜ改善すべきなのか、腸内環境が悪くなると何がいけないのか、理解していますか?
この記事では、そういったところを分かりやすく解説し、腸内環境を改善するには?といったところまで、お伝えしていきます!
目次
100兆個の腸内細菌の存在
とてつもない数ですね、、、実際これらの腸内細菌が良し悪しはありますが、様々な作用に働いています。
腸内細菌の種類というものが存在します。よく聞く善玉菌や悪玉菌といったものですね。
しかし、全体の中で占める割合としては、善玉菌は1~2割、悪玉菌は1割ほどです。では残りは?となりますよね、残りはどちらの環境にも適応する日和見菌が7割ほどを占めています。
この日和見菌、通常の身体の状態では、無害ですが、身体が弱ったり、悪玉菌の働きが強くなるとその悪玉菌を加勢してしまうという非常に余計な事をする菌なのです。
この日和見菌をなるべく悪玉菌の加勢をさせないようにしていくべきですね!
腸内環境を整えるべき理由
➀自立神経の調整で「幸せ」を感じる
幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」をご存じでしょうか?
このセロトニンは、ヒトが幸福感ややる気を感じることに繋がる脳内の神経伝達物質です。
脳内の伝達物資であるセロトニンですが、その90%は消化管に存在し、腸は非常に大きな関わりを持ちます。それゆえ、自律神経が安定することで、腸の働きが良くなり、日常生活の幸福度も上がるのです。『腸は第二の脳』と呼ばれるように、腸内環境を整えることは身体面だけでなく、精神面にも繋がるのです。
※セロトニンは、食事から必須アミノ酸の一種であるトリプトファンを摂取したり、軽度の運動、日光浴、質の良い睡眠などで分泌を促すことができます。
➁栄養の吸収を担う
腸では、摂取した栄養素や水分のほとんどを吸収するという役割を持ちます。
そのため、腸内環境が乱れることにより、栄養素などをうまく吸収できなくなり、エネルギー産生が悪くなるため、太りやすくなります。
③性格の形成に関わる⁉
ヒトにはそれぞれ個体差のある腸内細菌の種類、割合を持つことから、ヒトによって様々な「腸内フローラ」が存在しているとされています。
上記で、腸と脳には関係性があることについて説明している通り、この腸内フローラによって、性格が形成されるということも近年明らかになってきています。
理想とされる割合としては、善玉菌2割/悪玉菌1割/日和見菌7割です。できるだけ悪玉菌を増やさないように心がける必要性がありますね。
改善する方法
おそらく多くの方は、腸内環境の改善、、、乳酸菌だ!と思いますよね。
正解です👍全くひねりはないですね(笑)
しかし、乳酸菌を含む食品を摂るとはいっても様々な種類の食品がありますので、しっかりと理解して摂っていきましょう。
・動物性乳酸菌
ヨーグルトやチーズなどに含まれています。
しかし、動物性の乳酸菌は腸に届くときには、死滅してしまっているのです!(死菌)
ただ、死菌となっても、腸内で植物性の乳酸菌の活性を助けるので、摂取しても問題ありません。
・植物性乳酸菌
納豆やキムチ(自然発酵のもの)、ぬか漬けなどに含まれています。
腸まで生きて届くため、積極的に摂るべきだと思います!
※食品を選ぶ際、添加物なし、遺伝子組み換えなしを心がけましょう!
乳酸菌の効果はすぐには得られない
最低でも2週間は意識して継続してみてください、もし便秘気味の方であれば、少しずつ改善が見られるでしょう!
また、腸内環境を改善することで、免疫力の上昇も期待できます。
しかし、これにも継続が必要です。免疫の向上には3か月必要だとされていますので、習慣的に乳酸菌の摂取を心がけましょう!
まとめ
腸内環境は思っている以上に重要な役割を持ちます。
この記事を読んで、少しでも多くの方が、幸せな人生を送るために、
生活習慣を変える一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです!
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